商品ラインナップ

- 名称米みそ(米こうじを使ったみそ)
- 原材料名大豆(カナダ又はアメリカ)、米、食塩 / 調味料(無機塩等(乳清ミネラル:乳由来))、酒精
- アレルギー物質乳、大豆
- 賞味期限9ヵ月
・大豆の産地は製造年の使用計画順です。
・品質維持のため、分別生産流通管理をした大豆を使用しています。
※七訂日本食品標準成分表の「淡色辛みそ」との比較
栄養成分表示(みそ100g当り)
- エネルギー201kcal
- たんぱく質10.7g
- 脂質4.9g
- 炭水化物28.5g
- 食塩相当量9.0g
- カリウム1200mg
[お願い]
一椀あたり18グラムを目やすに、あまり煮すぎないようにご使用ください。
「乳清ミネラル糀みそ」「減塩みそ」の特徴レポート
タケヤには「塩ひかえめ」があるのに、「減塩みそ」とか食塩を減らしたみそがいろいろあって、わかりにくいですね。
すみません。「塩ひかえめ」や「減塩」という定義が法律でいろいろと変わった結果、商品名がややこしくなってしまいました。お客様に混乱を招いているようで、誠に申し訳ありません。
整理して説明します。
商品名 | みそ100g中の食塩量 | 食塩を減らした割合※ |
---|---|---|
「塩ひかえめ」 | 9.6g | 22.6% |
「乳清ミネラル糀みそ」 | 9.0g | 27.4% |
「減塩みそ」 | 5.2g | 58.1% |
※七訂日本食品標準成分表の「淡色辛みそ」(いわゆる信州みそ)との比較
一言に「塩分の少ないみそ」といっても、いろいろあるんですね。
はい。これだけの低食塩みそのラインナップを持っているのは、全国でも当社だけだと自負しております。
それでは、まず「減塩みそ」から説明してください。食塩の量が100g中5.2gということですが、このくらいのみそは珍しいのですか?
実は、同じくらいの塩分のみそとして、関西や中四国地域でよく作られている「白みそ」があります。関西などでよくお雑煮に使うみそです。だから、単純に珍しいというわけではありません。
ただし、この「白みそ」は米こうじをたくさん使い、甘く仕上げています。甘酒に近い製法ですね。
私たちはそうではなく、信州みその風味のまま、食塩を減らそうと考えたのです。
もう少し詳しく説明してください。
グラフは、代表的なみその塩分と麹歩合(大豆に対するこうじの割合。多いほど甘くなる)を表したものです。塩分が低いものほど、麹歩合が上がります。
逆に言うと、こういう風に作らないとおいしいみそはできない、ということです。昔の人はこういうことを知っていたんですね。
私たちはこれに逆らって、信州みそとしての大豆や米(こうじ)の配合を変えず、食塩だけを減らすという、難しい課題に挑んだのです。そして生まれたのがこの商品です。
大変な苦労があったのでしょうね。おいしいみそに仕上がったのですか?
実のところ、通常のみそのイメージで召し上がってしまうと、違和感があるかもしれません。食塩が通常のみその半分以下しかありませんから。ただ、タケヤみそ本来のみその香りは十分にあると思います。食べ慣れているお客様からは「もうこのみそ以外は食べられない」というご意見をたくさんいただいています。
おいしく食べる方法があれば教えてください。
おすすめは、通常のみそと「合わせみそ」にすることです。例えば、タケヤ「名人のみそ」と1:1の割合で合わせると、塩分9%くらいになります。「名人のみそ」のコクを、塩分ひかえめで楽しむことができます。 合わせみそをするポイントは、みそ汁など料理を作る直前に合わせること。前もって混合してしまうと、旨さが半減してしまいます。
その他には?
お菓子や田楽みそなど、お料理を作るときに食塩の代わりに使ってみてください。 普通のみそで料理を作ると「少しだけ使ったのではみその風味が出ないが、みその風味を出そうとたくさん使うと塩辛くなる」ということが、往々にしてあります。 ところが食塩が半分の「減塩みそ」を使うと、たくさん使っても塩辛くならないのです。みその風味を十分に生かした料理ができますよ。
さて、それでは「乳清ミネラル糀みそ」について。こちらの商品はどのような特徴を持っているのですか?
このみそは、使用している塩に工夫をしています。通常の食塩に加えて、牛乳から生まれた新しい塩「乳清ミネラル塩」を使用することにより、舌に感じる塩分はそのまま、食塩量(ナトリウムの量)を減らすことに成功したのです。
乳清ミネラル塩とは、どういうものですか?
「乳清」というのは、牛乳からチーズをつくる際に分離される液体部分のことです。
牛乳に含まれている各種の栄養成分のうち、チーズには脂肪、カゼインたんぱく、脂溶性ビタミンなどが移行します。一方、乳清には大部分のミネラルを含むその他の牛乳成分が移行します。この乳清からミネラルを取り出し、塩として加工したのが「乳清ミネラル塩」です。
この新しい塩の特徴はどんなことでしょうか?
乳清ミネラル塩の成分をみてみると、いわゆる食塩(塩化ナトリウム)の割合は1割強で、それ以外にカリウム、カルシウム、マグネシウムのようなミネラルが豊富に含まれています。
一般に食塩が血圧を上げると言われていますが、実は血圧を上げる効果のあるのはナトリウムです。したがって、この乳清ミネラル塩はナトリウムが少ない分だけ、血圧を上げる作用が小さいと言えます。
味としてはいかがですか?
塩化カリウムなどの物質も塩味がありますので、塩分が通常のみそより3割近くも少ないという印象はないと思います。通常のみそと同じようにお使いいただけます。
それにしても斬新なパッケージですね。宝石の箱みたいな。
そうなんです。私たちとして新しいチャレンジです。
テーマは「おいしく、かしこく、うつくしく」。こうした一歩進んだ商品をかしこく選び、うつくしく生きてほしい。“自分らしさ”を大切にする人たちに選んでもらいたい商品です。
そうした私たちの思いをはじめ、この商品についてはぜひ下記のページをご覧ください。「乳清ミネラル糀みそ」のことが、とてもわかりやすく説明されています。
乳清ミネラル糀みそブランドサイト