わたしたちの想い

おいしいみそをお届けするため、
日々、真剣にみそと向き合っています。

原料の状態を見きわめ、
よりベストな仕込みを目指します。

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 原料の⼤⾖や⽶は農産物。昨日使った原料と今日使う原料がまったく同じということはあり得ません。タケヤみそでは、入庫時の品質チェックの結果を工場にフィードバックして原料処理の条件を設定していますが、最終的には蔵人たちが現物を⾒て、触って、⾷べて確認。感覚を研ぎ澄ませて、最後の調整をしています。
 また、原料処理やみそづくりの過程で各種の分析を随時⾏いますが、これも分析のための分析ではなく、その後どのように発酵熟成させていくかの指標となります。製造担当、検査担当それぞれが責任を持って、⽬の前のやるべき仕事に気を引き締め、真摯に取り組んでいます。

対話をするかのように接し、
味わい深いみそへと仕上げています。

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 各種の微生物の⼒により完成するみそは、“⽣き物”です。だから、動物や植物を育てている感覚でみそづくりを⾏っています。季節や気候、麹やみその様⼦を⾒て、絶妙なタイミングで適切な管理をしなければなりません。微⽣物は⼈間の都合で動いてくれるとは限りませんから、彼らの調子に合わせた発酵・熟成管理が求められます。
 声を発しない微⽣物と対話をしながら育てていくことは、長年の経験を積んだ蔵人にしかできないこと。蔵⼈たちは、肌で感じる蔵の中の温度や湿度、桶ごとに確認するその⽇のみその状態などから、みそがどうしてほしいと思っているのかを把握することに⼼⾎を注いでいます。そして、その技量を維持、向上させるべく、毎日努めています。

お手元に届くところまでが責任と受け止め、
包装作業も丁寧に行っています。

 せっかくおいしくできあがったみそだから、包装や箱詰めにも気を抜けません。タケヤみそ商品は酒精を使って発酵を止め、風味の良い状態を維持してしっかりと密封。お客様の顔を思い浮かべながら、安全にお届けすべく包装しています。
 丁寧な作業はタケヤみその伝統のようなもの。基準を高く持ち、機械化された中でも⾃分たちの⽬で責任感を持って検品し、出荷しています。

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“わが家の味”を支えていくために、
これからもみそづくりを追求していきます。

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 タケヤみそは、「毎日食べても飽きないおいしさ」を追求して試⾏錯誤を繰り返しています。消費トレンドは分析しますが、それ以上に良質な製品を地道に作り続けることに注⼒し、変わらない安⼼感、信頼感を感じていただけるよう努⼒しています。
 みその発酵・熟成メカニズムにはまだまだわからないところが多く、また微生物の動きも毎回違います。みそづくりには「これがゴール」というものはありません。
 「おみそがダメになったら、日本もダメになると思う。」常に理想を追い求めながら日々のみそづくりに集中し、今⽇も“ひと味ちがう”タケヤみそを作っています。

タケヤのみそづくり