環境保全に対する取り組み
みそを想うことは、
環境を想うこと。

タケヤみそは、寒暖の差が厳しく、空気や水が澄んでいる
この信州の気候がなければ作ることはできません。
醸造食品であるみその個性は、その風土こそが生み出すのです。
環境保全に対する取り組みは、
みそづくりそのものです。
少なく使う。きれいに還す。
みそづくりの大切な原料の「水」。
人々とともに暮らしと文化を
育んでくれる信州の水のために。
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無水洗米の導入原料米を、水ではなく摩擦と静電気で洗浄・異物除去することによって、水の使用量をゼロにしています。
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大豆蒸煮装置の導入大豆を「煮処理」から「蒸し処理」に改め、排水量を大幅に削減しました。
煮ると大豆のうまみ成分も流出しますが、蒸した場合はうまみ成分が残ります。排水量の削減のためだけでなく、この製法はタケヤみそ独自の味わいをつくりだすのに一役買っています。 -
排水処理施設を建設昭和45年(1970年)、みそ業界初の排水処理設備として稼働を開始しました。
使った水はできるだけきれいにして自然に返しています。
お客様にみそを安定してお届けする。
そして、環境にもやさしい輸送方法。
物流の主役は鉄道貨物輸送。
温室効果ガスの排出量の削減に寄与しています。
- 鉄道貨物での輸送はトラックに比べ、
1単位あたりのCO2排出量が1/11トラックによる物流が主流を占めるようになっている現代ですが、当社では関西地区向け出荷を中心に、現在も鉄道輸送による物流を主力としています。同じものを運ぶ場合、鉄道貨物輸送はトラック輸送に比べてCO2排出量が自動車の1/11とされており(国土交通省の試算による)、地球温暖化対策に大きなメリットをもたらすと考えています。
環境に与える影響を配慮して
私たちができること。
今も大切にしている袋詰め包装の製品は、
環境負担の少ない包装形態です。
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プラスチック使用量の削減袋詰め包装はフィルム1枚でみそを包むため、それに必要なプラスチック量が非常に少なくできる包装形態です。
さらにカップ包装には天面フィルム、各種紙製ラベルなどの貼付が必要になります。フィルム1枚で済む袋詰め包装はプラスチック以外にも資源の有効活用に寄与しています。 -
輸送時の環境負荷の低減袋詰め包装は梱包時、カップ包装に比べ格段に高い密度で箱に詰めることが可能です。そのため少ない容積で多量の商品を運送することができます。
また、袋詰め包装は箱詰めに関しても、カップ包装に比べてダンボール使用量も少ない包装形態です。
地域の環境保全と自然共生に積極的に
取り組んでいます。
タケヤ味噌会館
諏訪湖畔、工場内に併設。“みその情報発信基地”をコンセプトに、オリジナル商品多数を販売している売店、手作りの豚汁とごまみそソフトクリームを提供する「30BAR」、みそづくりの道具や絵画等の展示室、料理教室も可能な調理実験室などで構成されています。
空調
暖房の熱源として温泉熱と工場排熱を利用。マイナス10℃に達する信州の冬ですが、徹底した断熱構造により、化石燃料を使用せずに快適な温度が維持されています。一方、夏場は館内の空気を循環させ、通風のみで快適な温度を実現しています。
雨水利用
雨水を地下タンクに貯蔵し、これを「中水道」として活用しています。トイレの流し水や会館内にある温室の散水に利用しています。
太陽光発電
太陽光発電設備(10kW)を設置しています。
有機肥料
排水処理施設で発生する余剰汚泥を乾燥させて温室の植物の肥料として活用しています。温室では諏訪では珍しい南洋の植物などを栽培しています。温室維持の熱源も温泉熱および太陽光によるものです。
廃材の再利用
飲食設備「30BAR」にある木製のカウンターとベンチはみその仕込みに使用していた木桶を再活用しています。また、当館入口に敷き詰められている敷石は、過去にみその重石として使用していた諏訪地産の鉄平石を再活用してます。これらは長く受け継がれてきたみそづくりの文化を伝える役目も担っています。

タケヤ味噌会館を通して、ゼロエミッションに
向けた取り組みを行なっています。
こうした取り組みが評価され、当社は平成13年(2001年)に(一社)長野県環境保全協会より「信州エコ大賞」を受賞しました。大賞受賞にあたり「ひとつひとつの技術に目新しいものはないが、それをひとつの建物にまとめ、工場と有機的に結び付けていること、また一般の方向けの建物に採用し、環境意識の向上に貢献していること」が評価されています。
