
竹伝を語る
人の手と、自然の力。
つくるものではなく、
みそは育まれるもの。
八代にわたり守り続けてきた、
「竹屋傳右衛門政治」の名と
百五十年余の志を受け継ぐ
本物とは。
竹伝を語り尽くす。
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問一 竹伝の商品を企画する
きっかけとは?皆さんに親しまれた「タケヤみそ」をさらに突き詰め、品質に妥協なく作り上げたらどんな商品ができるだろうか。その商品はお客様に受け入れられるのだろうか。そうした挑戦から始まりました。
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問二 竹伝ブランドの
コンセプトは?「竹伝」の語源は、当主が代々名乗ってきた「竹屋傳右衛門政治」(たけやでんえもんまさじ)の名前。略称で「竹伝」。先祖がずっと名乗ってきたこの名前に、妥協のないみそづくりを託しました。
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問三 タケヤ商品の中での
位置付けは?タケヤの職人が妥協なくつくり上げたフラッグシップ。タケヤみその頂点に立つべき商品です。
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問四 竹伝の生産過程で
最も重要なところは?みそは日本古来の食品。だから国産原料を使用すること。
そして、品質に隅々まで目を届かせるために手づくりの工程を大切にすること。
この二つが大切です。 -
問五 限定生産でないと
つくれない?国産原料を使用し、手作業を大切にすると、おのずと限定生産になります。
品質に妥協しないためにも、限定生産は大切なのです。 -
問六 ひと味ちがう
ポイントは?「竹伝麹みそ」では手づくりの麹をたっぷりと使った淡麗な味わい。
「竹伝天地がえし」では天然醸造でじっくり時間をかけ、「天地がえし」の技法を経てつくり上げた豊かなコク。他の製品とは違う個性のある味わいです。 -
問七 価格・パッケージについての
こだわりは?召し上がるお客様に失礼のない価格設定。そして、パッケージもシンプルに。
あくまでも、みそそのものが大切です。 -
問八 今後どんなブランドに
育てたい?まず既存の「竹伝麹みそ」「竹伝天地がえし」の品質をさらに磨くこと。
その上で、次の竹伝ブランド商品が育てられればと考えています。 -
問九 竹伝はどんな方に
食べてもらいたい?おみそが好きだという方にはぜひ召し上がっていただきたい。その上で気に入っていただければそれに勝る喜びはありません。
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問十 この土地がみそづくりに
与える恩恵とは?夏暑く冬寒く、そして乾燥した信州諏訪の気候。その中で生き抜いてきた微生物。これらがタケヤみその味わいをつくり上げています。この土地でないとつくれない味わい、と言えるでしょう。
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問十一 みそにつくり手の
人柄が出る
ということはある?みその風味をつくり上げるのは微生物。人間ができるのはそのお手伝いだけ。
そうしてみそを見守り、育てる気風が、ひょっとしたらみそにも表れてくるのかもしれません。