商品ラインナップ

乳清ミネラル糀みそ 300g

乳清ミネラル塩の働きで、食塩を27%カットしつつ、塩味を残したおいしい糀みそです。

乳清ミネラル糀みそ 300g
  • 名称
    米みそ(米こうじを使ったみそ)
  • 原材料名
    大豆(カナダ又はアメリカ)、米、食塩 / 調味料(無機塩等(乳清ミネラル:乳由来))、酒精
  • アレルギー物質
    乳、大豆
  • 賞味期限
    9ヵ月

・大豆の産地は製造年の使用計画順です。

・品質維持のため、分別生産流通管理をした大豆を使用しています。

※七訂日本食品標準成分表の「淡色辛みそ」との比較

ブランドサイトはこちら

栄養成分表示(みそ100g当り)

  • エネルギー
    201kcal
  • たんぱく質
    10.7g
  • 脂質
    4.9g
  • 炭水化物
    28.5g
  • 食塩相当量
    9.0g
  • カリウム
    1200mg

[お願い]
一椀あたり18グラムを目やすに、あまり煮すぎないようにご使用ください。

「乳清ミネラル糀みそ」「減塩みそ」の特徴レポート

タケヤには「塩ひかえめ」があるのに、「減塩みそ」とか食塩を減らしたみそがいろいろあって、わかりにくいですね。

 すみません。「塩ひかえめ」や「減塩」という定義が法律でいろいろと変わった結果、商品名がややこしくなってしまいました。お客様に混乱を招いているようで、誠に申し訳ありません。
 整理して説明します。

商品名 みそ100g中の食塩量 食塩を減らした割合
「塩ひかえめ」 9.6g 22.6%
「乳清ミネラル糀みそ」 9.0g 27.4%
「減塩みそ」 5.2g 58.1%

※七訂日本食品標準成分表の「淡色辛みそ」(いわゆる信州みそ)との比較

一言に「塩分の少ないみそ」といっても、いろいろあるんですね。

 はい。これだけの低食塩みそのラインナップを持っているのは、全国でも当社だけだと自負しております。

それでは、まず「減塩みそ」から説明してください。食塩の量が100g中5.2gということですが、このくらいのみそは珍しいのですか?

 実は、同じくらいの塩分のみそとして、関西や中四国地域でよく作られている「白みそ」があります。関西などでよくお雑煮に使うみそです。だから、単純に珍しいというわけではありません。
 ただし、この「白みそ」は米こうじをたくさん使い、甘く仕上げています。甘酒に近い製法ですね。
 私たちはそうではなく、信州みその風味のまま、食塩を減らそうと考えたのです。

もう少し詳しく説明してください。

グラフは、代表的なみその塩分と麹歩合(大豆に対するこうじの割合。多いほど甘くなる)を表したものです。塩分が低いものほど、麹歩合が上がります。
 逆に言うと、こういう風に作らないとおいしいみそはできない、ということです。昔の人はこういうことを知っていたんですね。
 私たちはこれに逆らって、信州みそとしての大豆や米(こうじ)の配合を変えず、食塩だけを減らすという、難しい課題に挑んだのです。そして生まれたのがこの商品です。

大変な苦労があったのでしょうね。おいしいみそに仕上がったのですか?

 実のところ、通常のみそのイメージで召し上がってしまうと、違和感があるかもしれません。食塩が通常のみその半分以下しかありませんから。ただ、タケヤみそ本来のみその香りは十分にあると思います。食べ慣れているお客様からは「もうこのみそ以外は食べられない」というご意見をたくさんいただいています。

おいしく食べる方法があれば教えてください。

 おすすめは、通常のみそと「合わせみそ」にすることです。例えば、タケヤ「名人のみそ」と1:1の割合で合わせると、塩分9%くらいになります。「名人のみそ」のコクを、塩分ひかえめで楽しむことができます。 合わせみそをするポイントは、みそ汁など料理を作る直前に合わせること。前もって混合してしまうと、旨さが半減してしまいます。

その他には?

 お菓子や田楽みそなど、お料理を作るときに食塩の代わりに使ってみてください。 普通のみそで料理を作ると「少しだけ使ったのではみその風味が出ないが、みその風味を出そうとたくさん使うと塩辛くなる」ということが、往々にしてあります。 ところが食塩が半分の「減塩みそ」を使うと、たくさん使っても塩辛くならないのです。みその風味を十分に生かした料理ができますよ。

さて、それでは「乳清ミネラル糀みそ」について。こちらの商品はどのような特徴を持っているのですか?

 このみそは、使用している塩に工夫をしています。通常の食塩に加えて、牛乳から生まれた新しい塩「乳清ミネラル塩」を使用することにより、舌に感じる塩分はそのまま、食塩量(ナトリウムの量)を減らすことに成功したのです。

乳清ミネラル塩とは、どういうものですか?

 「乳清」というのは、牛乳からチーズをつくる際に分離される液体部分のことです。
 牛乳に含まれている各種の栄養成分のうち、チーズには脂肪、カゼインたんぱく、脂溶性ビタミンなどが移行します。一方、乳清には大部分のミネラルを含むその他の牛乳成分が移行します。この乳清からミネラルを取り出し、塩として加工したのが「乳清ミネラル塩」です。

この新しい塩の特徴はどんなことでしょうか?

 乳清ミネラル塩の成分をみてみると、いわゆる食塩(塩化ナトリウム)の割合は1割強で、それ以外にカリウム、カルシウム、マグネシウムのようなミネラルが豊富に含まれています。
 一般に食塩が血圧を上げると言われていますが、実は血圧を上げる効果のあるのはナトリウムです。したがって、この乳清ミネラル塩はナトリウムが少ない分だけ、血圧を上げる作用が小さいと言えます。

味としてはいかがですか?

 塩化カリウムなどの物質も塩味がありますので、塩分が通常のみそより3割近くも少ないという印象はないと思います。通常のみそと同じようにお使いいただけます。

それにしても斬新なパッケージですね。宝石の箱みたいな。

 そうなんです。私たちとして新しいチャレンジです。
 テーマは「おいしく、かしこく、うつくしく」。こうした一歩進んだ商品をかしこく選び、うつくしく生きてほしい。“自分らしさ”を大切にする人たちに選んでもらいたい商品です。
 そうした私たちの思いをはじめ、この商品についてはぜひ下記のページをご覧ください。「乳清ミネラル糀みそ」のことが、とてもわかりやすく説明されています。

乳清ミネラル糀みそブランドサイト

関連商品