【大河ドラマ「風林火山」放映】 武田信玄と諏訪味噌の深い関係

 すっかり夏になりました。今年は猛暑が予想されるとのこと、みその熟成管理にも一段と気を遣います。いつでもおいしいみそをお届けできるように、がんばりたいと思います。

 さて、本年のNHK大河ドラマ「風林火山」、皆さんはご覧になっていますでしょうか。本格的な時代劇として好評のようですね。ドラマの舞台を一目見ようと、諏訪にいらっしゃる観光のお客様も増えています。
 ご存知の通り、武田信玄は諏訪を侵略した武将です。したがって諏訪の人間は信玄を憎んでもいいはずなのですが、なぜかあまりそういう感覚はありません。
 ドラマでは山本勘助の活躍もあり、諏訪氏の娘である由布姫を信玄の側室として迎えて諏訪の武士を味方につけた、というストーリーが展開されています。
 しかし、それ以外にも、信玄は軍神でもある諏訪大社を厚く信仰し、大祭「御柱祭」を復興するなど、諏訪を非常に大切にしたのです。

 そして、多くの戦国武将と同じように、信玄も兵糧としてのみその生産を奨励しました。東へ西へと動き回る武士たちにとって、みそはたんぱく質の供給源として、とても大切な食品だったのです。諏訪が現在、全国の一割を生産するみその産地となっているのも、信玄の功績なのかもしれません。

 ・・・ところで、塩がなければみそは作れません。その意味では「敵に塩を送って」くれた上杉謙信にも、我々は感謝をしなければいけないのかもしれませんね。

(2007年7月)


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