「米みそ」って大豆は使っていないの?

 2月3日は節分の日。あちこちで豆まきのニュースが聞かれました。ご家庭でも豆まきをされたことと思います。ある意味では、大豆がもっとも脚光を浴びる日なのかもしれません。

 ご存じのとおり、みその主原料は大豆です。ところが、スーパーのみそ売り場に行って商品の表示を見ると、「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」とあります。タケヤみその場合、ほとんどの商品に「米みそ」と書いてありますので、「“米みそ”って書いてあるけど、大豆は使っていないの?」という質問が寄せられることがあります。

 みその表示ルールによると、「みそ」の定義として「大豆と食塩を使うこと」と書いてあります。大豆や塩を使わないと「みそ」と名乗ることはできないのです。ますますわからなくなるところですが、実は「米みそ」とは、「米こうじを使って作ったみそ」のこと。こうじ原料の名前が書いてあるのです。したがって「麦みそ」は大麦や裸麦のこうじを使ったみそ、「豆みそ」は大豆をこうじにして仕込んだみそになります。こうじの種類によって風味が大きく変わるので、このような表示がされているのです。

 最近の統計によると、全体の出荷のうち「米みそ」が8割近くを占め、「麦みそ」「豆みそ」はそれぞれ5%強。残る10%はこれらを合わせたみそ「調合みそ」となっています。
 というわけで、どのみそを選んでも、健康の元として注目されている大豆は使っている、というお話でした。

(2004年2月)


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