今年は全体に季節の進み方が早いようで、11月というのにすっかり冬のような寒さが続いております。信州諏訪では、ほんの少しだけですが雪も舞うようになってきました。
さて、一寸法師のお話はご存じですね。“お椀の舟に箸の櫂”で京に上り、鬼退治をして・・・というあのお話です。
御伽草子によれば、一寸法師は「難波の浦」から漕ぎ出したとか。これに目をつけた大阪の人たちが、「これは道頓堀川のことではないか」ということで、道頓堀を「一寸法師発祥の地」としてアピールする活動を進めています。
去る11月3日、これを記念して「お椀の舟レース」なるものが道頓堀川で開催されました。直径2メートル弱のお椀型の舟を2艘作り、これに2人ずつ乗ってレースをしようというものです。当日はいつも人通りの多い戎橋周辺にさらに人が集まり、大変な盛りあがりになりました。
レースは道頓堀をはさむ2つの商店街、道頓堀商店会と宗右衛門町商店会の対抗戦でしたが、事前によく練習をされていたようで、予想された「くるくる廻るばかりで前へ進まない!」というような事態はなく、接戦になっていました。なお、この様子は当日放映されたNHK衛星放送「おーい、ニッポン 今日はとことん大阪府」の中で紹介されましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
「お椀」といえば「みそ汁」、ということで、私たちタケヤみそも、このイベントに協賛させていただきました。このお椀の舟は今後も折に触れ道頓堀川に浮かべるとのこと。お椀の舟が道頓堀に定着する日も近いかもしれません。
(2002年11月)