外国人の欲しがる「意外なみそ」

 9月になりました。あれほど暑かった夏も去り、こちらでは朝晩は肌寒く感じます。みそ汁もおいしい季節になって参りました。

 さて、最近、外国でみそが注目されているという記事がみられるようになってきました。米国ではデリカテッセンで即席みそ汁の販売が始まり、スーパーでも麦みそや豆みそなど、多様な品揃えがみられるようになってきたそうです。一方、韓国でも日本とそれほど違わない価格で百貨店やスーパーに並ぶようになっているとの話です。

 日本人はともすれば「みそは日本人固有の食べ物」と考えがちですが、最近は外国に住む日本人だけでなく、外国人がみそを食べるようになっているのが特徴です。最近は大豆の健康効果が広く知られるようになり、積極的にみそをはじめとする大豆食品を摂る人が増えてきています。みそを要望されると、私たちの方が気を使って「みそには独特の風味があるから、なるべくくせのないものを渡そう」などと考えてしまうのですが、逆に「くせがあってもいいから、おまえが食べている一番旨いみそがほしい」などと言う人まで出てきました。

 昨年のみその輸出量は5,797トン。みその輸出量はここ数年伸びつづけており、依然として前年比1割以上の伸びをみせています。

(参考資料)日本貿易振興会『ジェトロ・センサー』2001年6月、pp.64-65。
     日本貿易振興会『Food & Agriculture』第2350号(2001年8月20日)、pp.7-8。

(2001年9月)


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