【みその地域性3】 「みそは東日本で多く食べられている」は過去の話?

 6月を迎え、暑い日が増えてきました。体調を崩さぬよう、規則正しい食生活を保ちたいものです。

 さて、昨年の6月には「みその県別自給率」についてご紹介しましたが、このほど発行された同じデータの1999年版を見ていたら、興味深いことに気がつきました。
 下の赤いグラフは1999年のみそ消費量(正確には移出量)を地域別に分けて図示したものです。1998年を100としたときの比較で表してあります。
 一方、黄緑の折れ線は、その地域での1人当たりの年間みそ消費量です(1994年当時の古いデータですが)。全体に西日本が少なく、東日本が多いということはよく知られていますが、実は九州は1人当たりみそ消費量が多い地域です。
 さて、このグラフをよく見てみると、昨年消費量がマイナスとなっているのは北海道・東北、関東、北陸甲信、そして九州といった、みそをたくさん食べる地域です。一方それほど1人当たり消費量が多くない関西や中国・四国では、昨年の消費量は増加しています。

 日本では地域性がだんだん薄れてきたと言われています。食習慣はもっとも変わりにくいもののひとつですが、こうしたデータを見てみると、それでも徐々に均一化が進んでいるのかもしれません。

(2000年6月)


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