あけましておめでとうございます
いよいよ2000年になりました。新しい千年紀の最初のお正月を、どのように迎えられましたか。
1000年という時の流れは、とてつもなく長く感じられます。1000年前、そして2000年前、みそはどのように食べられていたのでしょうか。
みそは古代中国の「醤」を起源とするというのが一般的な説のようです。これは肉や魚に塩を加えて発酵させた食品です。原料に大豆が使われるようになったのは紀元前100年ころ。つまり、2000年前は、まだ日本にはみそはなかったと考えていいでしょう。
時期ははっきりしませんが、こうした中国の発酵食品がやがて日本に伝えられ、さらに日本流にアレンジされた食品「未醤」が誕生します。これが現在のみそになったと考えられています。西暦700年ころには文書にも登場するので、そのころには日本に定着していたと思われます。
さて、1000年前のみそですが、まず使い方が現在と違いました。まだ「みそ汁にする」という料理法はなく、他の食べ物に付ける調味料として使われていました。薬として使われたとも言われています。
また、当時はみそは貴族の食べ物で、一般庶民はなかなか口にできませんでした。
やがて鎌倉時代になると、武士を中心にみそ汁を作って食べる習慣ができ、みそは徐々に一般的な食品になっていきます。
1000年以上、日本人に親しまれてきたみそ。私たちは、こうした伝統を大切にしながら、新しい考え方も取り入れて、今年も大切に作っていきたいと思います。
本年もタケヤみそをどうぞよろしくお願いいたします。
今年もおみそがおいしい年でありますように...
(2000年1月)