長野県の諏訪。
自然に恵まれたこの地で、私たちタケヤみそはおいしいみそを作っています。山々に囲まれた諏訪は、霧ヶ峰や八ヶ岳からのきれいな水と、澄んだ空気に恵まれています。そして、内陸ならではの寒暖の差の大きな気候ときれいな空気の中で、みそづくりに適した微生物が育ってきました。
その中で、明治以来、酒、しょうゆと共に、みそ生産もこの諏訪の地で発展してきました。諏訪というみそ王国は、こうした自然条件の下に生まれたのです。
タケヤの創業は明治5年(1872年)。米や薪と一緒にみそを売り始めました。昔はみそは自分で作るもの。みそはなかなか商売にならなかったようです。
大正12年(1923年)、関東大震災が発生。大打撃を受けた関東地域の人たちを助けたのが、諏訪のみそでした。既に完成していた中央本線を使って、みそを関東地域に供給。全国第1の産地、諏訪みその基礎を築きました。
この頃からみそも売れるようになり、タケヤも広い土地を求めて工場を移設、昭和5年(1930年)には現在の諏訪湖畔の土地に移りました。
しかし、第二次世界大戦中は、諏訪のみそも苦しかったようです。
そして戦後がやってきます。ここからは、まさにNHKの朝の連続ドラマ「かりん」の世界。タケヤみその発展の歴史が始まりました。
昭和31年(1956年)にはみその小袋詰めを開始、日本経済の高度成長にあわせて商品を展開してきました。
一方、みその品評会でも農林水産大臣賞、食糧庁長官賞(注)などを数度にわたり受賞。伝統の中で育てられた蔵人の技が、現代にわたるまで受け継がれています。
今年、タケヤは創業138年。新しい歴史に向かって、これからも努力していきます。そんなタケヤのみそづくりを、どうぞここでごゆっくりご覧ください。
【注】 2003年から、長野県みそ・しょうゆ品評会における総合1位は、「農林水産大臣賞」から「長野県知事賞最優秀賞」に名称変更、部門1位は「食糧庁長官賞」から「長野県知事賞優秀賞」に名称変更されています。
また2003年から、全国味噌鑑評会における部門1位は、「食糧庁長官賞」から「総合食料局局長賞」に名称変更されています。